こんにちはケロマル店長です
大切なギアを長く愛用したいと考えられている方はたくさんおられると思います、私もその一人です、今回はスベア123Rを初めてメンテナンスしてみて、私同様にメンテナンスに一歩踏み切れない方の背中を押せれたらと思います
永らく愛用してきたメンテナンス要らずのスベア123Rも4年近くノーメンテナンスでいると少し調子を崩している様子が伺えました
同じ症状を抱えているスベア123Rを使われている方のメンテナンスの参考になれば幸いです

- プレヒート時にバーナーアッセンブリーと燃料タンクの間から炎が出ている
- 素人がメンテナンスできるか気になる、興味がある人
- スベア123Rを愛用していきたい人

素人がガソリンストーブのメンテナンスなんてできるものなの?

行動してみないと結果は出ないのと同じでとりあえずやってみるよ!
ダメなら専門家にお任せするよ(笑)
今は情報の入手も簡単だからきっとできるよ!
症状の確認
プレヒート時のバーナーアッセンブリーと燃料タンク間の炎

プレヒートは燃料用アルコールでしているので通常であれば青い炎をあげて鎮火していくのですが、現在のスベア123Rは青い炎の後に一時赤い炎を上げてしまっています
ガソリンでプレヒートしていないのでこういった症状は通常はでないはずなので気化した燃料がもれているのではないかと考えてガスケットシールを塗り込み漏れを防いでいこうと考えています

それでもだめなら消耗品の交換になってくるので別途購入し交換していきます

メンテナンス開始
アッセンブリー周辺のメンテナンス
- 燃料を抜く
- アッセンブリーを工具を使って回し、緩める
- アッセンブリーのネジ山にガスケットシールを塗る
- アッセンブリーを工具を使って回し、締める
- ガスケットシールのはみ出た部分を取る
- 終了!

1.作業中に燃料が漏れると危険なのでホワイトガソリンを抜いておく

ホワイトガソリンは結構匂いが強いので換気しながら作業するのがおすすめです

2.手で回すのはとても無理だったので工具(モンキーレンチのが良いです)を使って反時計回りに力を加えていきます
タオルやあて布をした方が工具での傷がつきにくくなるのでお勧めします(行動の前に気づけばよかったです(;’∀’))

どうしても回らない場合、あて布をしっかりしハンマーなどでやさしく衝撃を与えて固着部分を突破してください!(最終手段としてください!)
アッセンブリーを緩めていくともふもふしたウィックが見えますがホワイトガソリンに浸されている部分なので極力触らずに作業していきましょう

3.ねじ山が見えたらガスケットシールを塗っていきます

ガスケットシール燃えたりしないの!?

今回使うのは耐水・耐油性に優れ、不燃性のものを使うので大丈夫だよ!

アッセンブリー周辺は常時ガソリンが触れるところでないので十分対応可能です、ガソリンストーブなので湯を沸かしたりするのでゆで汁がこぼれたりすることがあるのでどうしてもねじ山などに錆が出たり、カスがたまったりします

多くつけてもはみ出してしまったり、カスがてきてしまうのでヘラで均しながら適度につけていきます

4.作業が終わったら締めこんでいき、スベア123Rは文字の【A】と【1】の間にもともとスピンドルがあったので位置をしっかり定めて締めてあげてください

5.締め上げ後に余剰のガスケットシールは取り除いてください、数分で硬化するので手やヘラに取れます

6.ここまでで燃料漏れの対処メンテナンスは終了です
お疲れさまでした


実際やってみてどうだったの!?

やってみると作業は簡単だったよ!
例えるなら本やゲームも初めて見ると膨大、壮大に感じるけど次第に慣れてきて覚えてくるとあっという間に感じると同じだね!
動作確認

この後何度かプレヒートしてみましたがきちんとアルコールの燃焼のみが確認されたので問題なく漏れは解消されました
プレヒートは燃料用アルコールが一番楽と感じたので燃料用アルコールを使用しています、ガソリンでプレヒートをしていたら今回の症状に気づけなかったのでアルコールを使用していてよかったと感じました
終わりに

信頼性のあるガソリンストーブ「スベア123R」のメンテナンス性はとても高かったですね、素人でも説明書きなどですぐにバラせて元に戻せました
パーツ点数の少なさに驚きました(笑)プラモデルの方が遥かに複雑に感じます
今回は自身で治すことができてギアへの愛着がさらに増しました、良い経験をできたと自分では感じていますのでぜひともチャレンジしていってください
ではっ!
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