こんにちはケロマル店長です!
スベア123Rを永年使用していくと多くの人が当たる症状の一つがスピンドルを右に回し切っても消火できなくなる症状があります
色々な要因はあると思いますが、今回は自分で簡単にできるクリーニングニードルの再調整をしていきます
消耗品が劣化していない限りは今回紹介する方法で解消できますので早速挑戦していきましょう
使用頻度にもよりますが消耗品がダメになるには結構な期間がかかるので基本的に再調整で解消できます
症状の確認
スピンドルで完全消火できない
調べてみるとクリーニングニードルとスピンドルの嚙み合わせが合わないと発生する症状なのでとりあえず分解して嚙み合わせを調整してみようと思います
確率が高いのは噛み合わせのずれなのでこちらに調整していきましょう
メンテナンス開始
スピンドル周辺のメンテナンス
1. ニップルを外す
ニップルを外すのはメンテナンスキーを用いて左回転させる
2. スピンドルを左に回し切ってクリーニングニードルを外す
スピンドルを左に回すと先端に針のついたクリーニングニードルが取り外せます、先端の針を曲げてしまわないように注意してください
3.4.5. クリーニングニードルの摩耗確認、ギアを噛み合わせる
クリーニングニードルの摩耗がないか確認し、スピンドルを右に回し切ってから再度クリーニングニードルをセットする
クリーニングニードルを入れたらスピンドルを左にゆっくりと回し、3~4回クリーニングニードルが「カチッ」と音を立てて上下しギアがかみ合うのを確認する
噛み合わせる回数の3回または4回はギアを噛み合わせた後にスピンドルを右に回し切ったときのクリーニングニードルの位置で判断できます
5.6.ニップル取り付け、ニードルの動作確認
ニップルを取り付けてクリーニングニードルがきちんと出るか確認する
クリーニングニードルがあるおかげでニップルが煤で詰まるのを防いでくれています、ここで誤解されるのがスピンドルを左に回し切って消火できると思われていること、消火は右に回し切る、左に回し切るのはクリーニングニードルで穴がふさがっているだけです
メンテナンス終了です、お疲れ様でした!
動作確認
調整後きちんと消火できていることが確認できたので今回はクリーニングニードルとスピンドルの調整のみで対応できました
誰でも簡単にメンテナンスできるの挑戦してみてはいかかでしょうか
大量生産、大量消費の時代だからこそメンテナンスするとギアへの愛着がさらに湧いてくるのでぜひともおすすめしたいです
自分と同じ時間を共に過ごしたギアには自然と愛着が湧くものです
メンテナンスが続いて触れる機会が多いと、磨きたい願望が強くなってきました
さらなる楽しみが増えました!
ではっ!
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