こんにちはケロマル店長です
今回はアルコールストーブを自分で作ってみたいと思ったので以前話題になった生ジョッキ缶で作成していこうと思います
製品化されている物が最高に完成されたものをわかっていはいるのですが自分で手をかけてギアを作ってみたいという感情がある方も多いのではないでしょうか?
自分でアルコールストーブ作れるものなの?
今は先駆者の方々が作り方を紹介してくれているから簡単に作れるよ!
あとは自分なりのオリジナルな部分を追加実験して浪漫を乗せていこう!
準備するもの
- 空き缶
- ピンバイス(押しピンでOK)
- マスキングテープ
- 定規
- カッターナイフ
- マジック
- ホッチキス
- 耐水ペーパー(塗料をはがしやバリ取りの為)
使用素材は生ジョッキ缶
アルコールストーブを自作するときに最も困難な作業が空き缶の底部に円状の穴を開けることです、この作業を短縮するために生ジョッキ缶であれば開封時に円形に穴が空くので作業が楽になります
時短できるなら生ジョッキ缶で作るのがいいわね!
多くのDIY好きの方が見つけてくれた知恵だね!
素材は3分割にする
生ジョッキ缶はそれぞれパーツを上、中、下に分割します
各パーツのサイズ
カットする部分に印をつけたらカッター等で傷をつけていく
傷をつけるだけでいいの?
切らないの?
アルミ缶を直接切ると歪んだしやすいので、傷をつけて指で押すと勝手に傷のところから裂けていきます
安全できれいにできます!
サイズは上のパーツは40mm、中のパーツは40mm、下のパーツは40mmに分割します
上部と中部のパーツサイズが合っていればうまくいくのでここは合わせてください、中部パーツが小さいと隙間ができてしまい熱が逃げてしまい、二次燃焼までのロスが大きくなるので火力効率が低下します
中のパーツはアルミ缶から筒状の部位が取れます、円形を丸めて小さい円を作るのでカットしてください
ここでホッチキスでアルミ缶を小さい円になるように固定します
下部のパーツ全体にアルコールがめぐるように中部パーツに下に△にカットを入れていきます
接合部の処理
缶の接合部はペンチでヒダ状にして上下を接合させていくか、同様の缶にかぶせて拡張させて接合させることができます
バリを取るためにやすりをかけて、接合後もやすりをかけると接合部が滑らかになります(量産時なので省略してます)
使用時手を切らないように長期的に使用する場合はバリ取りをしっかりしよう!
ジェット孔と穴の数について
ジェット孔を4.8.16.32個で作成
缶の円周サイズが20.8cmなのでそれぞれ分割していくと
- 4つは5.2cm間隔で穴を開ける
- 8つは2.6cm間隔で穴を開ける
- 16つは1.3cm間隔で穴を開ける
- 32つは0.65cm間隔で穴を開ける
定規にマスキングテープを貼りそれぞれ印をつけて缶に巻き付けてマジックで缶に印をつけて穴をあける
燃焼実験と結果
手作りなので個体差はありますが、結果は出ました
ジェット孔が多いほど火力は大きくなり、燃費は悪化していくことがわかりました
さらに感じたことは火力が強いことより長時間そこそこの火力で燃焼し続けた方が使い勝手がいいと感じました
ジェット孔からの炎がしっかりなべ底にあたるように穴は内側に近い方が良いのではないかと考えましたのでまた実験していきたいです
高火力は所持しているエバニューチタンアルコールストーブがあるので、それを補完できる性能の燃費の良い長く温められるアルストが作りたと感じました
終わりに
空き缶からストーブが作れるなんて感動的だわ!
自作のアルストが本燃焼起こしたときはほんとにうれしかったです
実際のキャンプに連れていくのが楽しみです
初めてのアルストづくりでしたがこれも既製品のクオリティの高さを改めて感じられました
得たこともあります、自分の必要なアルストの大きさや火力、燃費の調整がDIYだとできるので趣味の自由さが広がったと感じられました、小さな成功体験ですね
アルコールストーブの自作は簡単で達成感もありますのでぜひともやってみてください、自分で道具を作るのはたのしいですよ
ではっ!
コメント