こんにちはケロマル店長です
今回は次回に引き続き生ジョッキ缶で自作のアルコールストーブを作成し、燃焼時間を長いものを自作しました
高火力な熱源はあるが、長時間ほどほどの火力を出してくれるアルコールストーブはないのでその間をついたものを作りたくて今回の工夫してみました。

どんな工夫をしたの?

皆さん想像できていると思いますが、スチールウールを用いていの燃費向上するお話です

100均で低燃費をかなえる道具を発掘
低燃費をかなえる装備ずばり

アルコールストーブにこのスチールウールを駆使して低燃費を実践していきたいと思います
準備、テスト編
スチールウール1つ追加した結果
アルコールストーブにスチールウールを1つほぐして入れてみる

もともとは二次燃焼もして多少勢いよく燃えていた自作のアルコールストーブがおとなしく美しい炎を安定してあげていることがわかります
火力も決して低すぎるわけでもなく安定した弱火を維持しています
燃料20ml | 燃料30ml | |
スチールウールなし | 11分50秒 | 16分50秒 |
スチールウールあり | 18分20秒 | 28分10秒 |
燃焼結果からスチールウールが低燃費に十分影響していることがわかります
スチールウールを2つ追加した結果
さらに気になるのがスチールウールをを増やしていくと燃焼時間にどういった影響が出るかが気になったためスチールウールを追加して実験してみました

ほぐしてスチールウールをを自作アルコールストーブに追加していきました
スチールウールをほぐす際に細かいスチールウールが飛散するのでマスクをして、下には金属片が落ちても良いように工夫が必要です

スチールウールってとびちるの!?

飛び散るわけではないけど、綿をほぐしたときにどうしても毛が飛んでいくみたいに細かいウール片は周りに飛んでいくので吸ったりしないようにしてください
燃料20ml | 燃料30ml | |
スチールウール1つ | 18分20秒 | 28分10秒 |
スチールウール2つ | 18分40秒 | 28分40秒 |
スチールウール1つと2つでは大きな変化はなかったですが、2つ入れた方が多少燃費が向上していたので2ついれたものを採用していこうと思います
火力,燃費確認実験
火力実験
低燃費なのは十分証明できたので次はどの程度の火力があるかを見ていきたいと思います

チタンシェラカップに200mlの水を入れて何分で沸騰させられるかを試してみました

低燃費だからさすがに沸騰はきびしいかな?
燃料30ml | 沸騰時間 | 燃焼時間 |
自作32穴のアルコールストーブ | 7分10秒 | 9分10秒 |
自作4穴のアルコールストーブ | 9分10秒 | 16分50秒 |
スチールウール入りアルコールストーブ | 12分50秒 | 28分40秒 |
今回は過去の自作アルコールストーブと比較して火力はやはり大幅に低下していることがわかります
燃費向上の為アルコールストーブ内の余熱室をなくしているので二次燃焼は起こらないので火力の低下は仕方ないですね
沸騰させられて、長時間燃焼が可能なので炊飯等に使ったら便利そうです、なべ物やケトルの保温にも十分活躍してくれる期待が持てます
燃焼時間実験
二次燃焼が火力を大きく上げてくれる代わりに燃費が低下するのはわかりました
次に確認してみたいのが、二次燃焼なしかつスチールウールありとなしのアルコールストーブでどちらが燃費がいいかを確認します

燃料30ml、二次燃焼なし | 沸騰時間 | 燃焼時間 |
スチールウールなし | 10分40秒 | 15分40秒 |
スチールウールあり | 12分50秒 | 28分40秒 |
形を整えて完成
せっかくスチールウールを詰め込んでいますが、このままだとスチールウールが落ちてしまって紛失する可能性があるので金属メッシュで埋めていこうと思います

スチールウールは100均のキッチンコーナーにあるのですが、金属メッシュはどこにあるかの疑問が出てくるかもしれません


このようなメッシュはホームセンターで切り売りしてくれるので10cm単位で購入できるので100円ほどで大量に購入できます
金属メッシュの加工も簡単で金属ハサミが無くてキッチンばさみを用いてカットすることが出来ます

アルコールストーブのトップの部分にサイズが合うように四角にカットし、次に本体からメッシュがはみ出さないように角をカットしてはめ込みます

メッシュを埋め込んだらあとはアルコールストーブとスチールウールにかぶせれば完成です

終わりに
今回もDIYを引き続きしてみました
自分の願望をかなえられるDIYはアウトドアとは相性が良く大変楽しめてます
低燃費アルコールストーブを忍ばせていけば簡単に炊飯や保温ができてより楽しめる幅が広がると思います

アルコールストーブは手軽に作成できるのでDIYの第一歩としておすすめしたいです
ではっ!
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