こんにちはケロマル店長です
スベア123R購入した時、黄金に輝くガソリンストーブを手に入れた!と感動した方も多いのではないでしょうか?
そして実際にキャンプで使ってみて新しいギアの性能や音やガソリンの燃焼時の香りに満足して過ごされたと思います、そして次回のキャンプに行こうと思ったらいつの間にかピカピカではなくなり、長年連れ添った相棒のように渋い見た目になっていたのではないでしょうか?
今回はスベア123Rを以前のようなピカピカな姿にしていきたいと思います
こんなに汚れてて、緑になってるところもあるけどピカピカになるの?
味がある状態だけどしっかり掃除して磨いてあげればきっときれいになります
やってみよう!
スベア123Rは真鍮製
スベア123Rは本体の大部分を真鍮で作られてます、とても奥深い風合いで時には黄金に、時には黄土色になり色調の変化を楽しませてくれます
真鍮ってどんな金属なの?金とは違うの?
真鍮は銅と亜鉛を掛け合わせた合金のことを指しているよ!
亜鉛の割合が20%以上のものを真鍮と呼んでいるよ!
真鍮製の経年変化は酸化によるものです、酸化銅が発生することで色がくすんだ感じになっていきます(イメージしやすい例でいえば5円玉の新しいものと古いもので色が違うのと同じです)
時に青緑色になるところがありますが、この色調変化は錆によるものです
クエン酸で簡単お掃除
バケツにお湯を入れて、クエン酸を入れます
この時スベアの五徳が浸るくらいまで水道から湯を入れて、クエン酸の粉を20gほど入れる、本来の家庭の掃除であればもっと高濃度にして使用しますが真鍮へのダメージも考えて低めの濃度(1%程度)で挑戦してます
3時間ほど漬け込んでいると汚れが薄くなっていくのを感じたと同時にピンク色に色彩が変化している部分も出てきたため、3時間で中止してすすぎ乾燥にかけました
ピンク色はなんだったの?
酸によって銅が溶け出している状態なので素早く取り出してすすぎ洗いをして乾燥にかけました
ピカールで磨き上げる
ピカール匂いがきついわねー
成分に石油系が含まれているからそのためだね
しっかり換気して作業しよう!
タオルにピカールを出してしっかり磨き上げていきましょう、換気を怠らずにしてください
磨く工程でどんどんピカピカになっていくので楽しくなってきます、滑らかな面は本当に作業がしやすくて楽しいです
細かな凹凸があるところは綿棒を用いて磨くとある程度手軽にできます
タオルは磨きに2-3枚ほど使います、あっという間に黒くなってしまいますので多めに準備しておくと良いです
ピカールで磨いる最中はなかなかきれいになっている感じがしないのですが、乾拭きしていくと一気にきれいになっていきます
五徳を磨く工程で根気が必要だと感じたので準備物に根気を入れております、ある程度しっかり全体を研磨したら磨きに使っていないタオルで全体を乾拭きします
乾拭きし終わると全体がピカピカに輝くので達成感がとても出てきます
手もしっかり汚れますのできれいに洗ってください、石油臭が染みついています(笑)
部屋の中でする場合は窓を開けてサーキュレーターでしっかり換気しながらの作業がおすすめです、作業後もしばらくはそのまま換気していてください
終わりに
磨ききれていないところもまた味として感じるのが不思議です
こんなにスベア123Rと長く触れていてますます愛着が湧きました
まさかホントに綺麗になるとは!ピカール恐るべし!
しっかりと磨いてもとに近い輝きを取り戻してくれて大変満足いく結果になりました
限られた時間の中でもしっかり自分のギアをメンテナンスしてあげられたので大変満足できました
ピカールで磨くとほんとに変化がよくわかるので空き時間などに動画でも流しながらゆっくりメンテナンスを楽しんでみてはいかがでしょうか?
ではっ!
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